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滝沢演舞城
2008
in 新橋演舞城

2008.4.22
春爛漫の2008年4月。さらに進化した滝沢演舞城が開城。
「命 LOVE」をテーマに華やかな女形と、義経の命を見据えた新しい演出で夢のような一ヶ月間の舞台でした。
掲示板にレポした文章を、転載しますのでご了承ください。
                 (文字の大きさは「小」を推奨します。)

残り少なくなって来て、惜しむように、今夜も夜のお勤めに行ってきました。殿は今夜もお元気でした。

シャボン玉では大我くんの作ったシャボン玉がタッキーの目の前でパチンと割れて、目に入ったらしく両手で目をコシコシ。袖口で拭いていました。
Jrくんたちに、上手いね、なめらかだね、と褒められて「オトナだからな」と3回も低音&流し目でチョイエロ親父風。

白塗りしながら「with LOVE」を紹介する時に合わせて「どうぞ!」と手を出して超変顔(ごちそうさまでした!)。
滝沢歌舞伎では、二階以上で観ると、白い足袋が良く見えるのですが、どんな時もきちんと動きが決まっていて、着物で隠れている時も、ちゃ〜んと内股になっているんですよね。でも、連獅子になるとガバっと足を開いて男らしくなるところも結構好き!(笑)


二部
マシュマロを食べて、盗んだものと聞いた時には大げさにモグモグ&ごくっ!と飲み込む殿。袋を持っているお客様に対して「弁慶!愛の言葉で倒せ!」と命令。弁慶は「プライベートで第一の家来にしてください!」と右手を突き出す。お客様も手を出して握手(?)
殿は「こらっ!私を守れ!」とお怒り。弁慶「じゃ、あとで」と負けずに嬉しそう。殿は「約束するな!」と。可笑しい!

馬の用意を!の命令で弁慶は馬に乗ってムチを当てている恰好。三郎「あ!タッキーがジョッキー!」(会場拍手)
殿「いちいち、打ち合わせするな!」と言いながらも影絵で「タッキーがジョッキー」の恰好してる〜〜!(笑)

三郎と弁慶の小競り合いは
弁慶「(俺が一の家来だ)殿は男の中の男、あんないい男はいない!」
三郎「弁慶、俺よりちょっと背が高いだけで一の家来か!?」
弁慶「男は身長が命だ!」
三郎「翼くんの方が足も長いしスタイルもいい!」
弁慶「女性の理想のタイプは”私より身長が高い人がいい”って言うだろう!?」
殿(ぬぁにぃ〜〜!?と言った風に二人を睨む)「もうどうでも良い!」(と横向きにふてくされ&でもスゴい笑顔)
三郎「親方、助けてください!」
弁慶「二人でやったことじゃないか」
三郎「お前が言い出したことだろう」
仲がいいんだか、じゃれてるんだか・・・・あ、殿で遊んでるのかも(笑)

最後の挨拶では「普段はこんな髪長くないんですが、この時期、ロン毛が病み付きになりそうです」と。確かに義経様の赤い着物の時の髪も最期のザンバラ髪も本当に似合います。闇くんの最期もロン毛ですよね。

明日は休演日。そして木曜から千秋楽まで残り6公演!
ラストスパート、頑張れ>タッキー
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