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滝沢演舞城
2008
in 新橋演舞城

2008.4.5
春爛漫の2008年4月。さらに進化した滝沢演舞城が開城。
「命 LOVE」をテーマに華やかな女形と、義経の命を見据えた新しい演出で夢のような一ヶ月間の舞台でした。
掲示板にレポした文章を、転載しますのでご了承ください。
                 (文字の大きさは「小」を推奨します。)

滝沢座初日以来の「お城」でした。
殿の「お鼻」にはもう絆創膏はなかったのですが、夜の部にはちょっと赤くなってて・・・もうちょっと時間がかかりそうですね。

最初の頃のシャボン玉コーナー、「今日は調子いいぞ〜!調子いいぞ〜〜!」と嬉しそう。「やった〜!!」と素直に喜んでいました。

白塗りする姿が、何度見てもいいです。
まぶしいほどの上半身裸で、のしのしと歩いて来て、鏡の前にさっと座る。そして、手際良く下地の化粧水を塗って、刷毛で首から・・・もう10年も歌舞伎役者やってるよ、という風にためらうことなく・・・余分な筋肉のない引き締まった男らしい上半身がきびきびと動く様は、それだけでも鑑賞に値するのに、顔はどんどん女になっていく。この不思議なバランスが絶妙なんです。
時折、口びる(byタッキー)の内側にまで白いのを「ほっ、ほっ!」と付けるのが、ぺこツボ。
ほほから耳にかかる部分や目の周りに、ほんのりと紅を付けて行くのも、大胆で早い。動作がけっこう男らしいの。
だから、男らしいのか女っぽいのか・・・一体どっちなの?いえ、どっちでも無い男女の枠を超えた美しさ。
身体を見たいし、顔も見たい・・・あーーもーーー!どっちを見ればいいのっ!
今日は、昼の部が二階、夜の部が初の一階席だったのですが、一階席だと、Jr.の踊りが邪魔で白塗りするシーンが半分くらい見えなくてショックでした。

それから、滝の白糸。ほぼ前回までと同じですが、私はこの時の水を見るタッキーの目がたまらなく好きです。ちょっと細めて、まぶしそうな、それでいて色気と品がある目。あ〜その水になりたいっ!

弁慶と三郎が誰が一番の家来か?と争うシーンが、今回のアドリブコーナーなんですね。殿が自分で袋を持って、小さな白いお餅にみたてたマシュマロ?をパクパク食べてる姿、とっても可愛い。
そして、それは三郎が盗んで来た!と言うのを聞いて、「ギョッ!?」として慌てて隠して「食べてないっ!」と言う、その口がモゴモゴ〜。ほんとに可愛い殿!

今日はお昼に「おそば」を食べました。ごまだれ&サラダ風味で美味しかったです。
また、ステージフォト写真はJr.とのシーン4枚を含めて、第一弾が全部で20枚。どれがいいか?って・・・私にそれを聞くのは酷です(笑)。
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