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滝沢演舞城
2007
in 新橋演舞城

2007.7.15昼・夜
2006年2月〜3月初演の「滝沢演舞城」好評につき、ファン待望の2007年夏再演が実現しました。
ライフワークとも言える「義経」を軸に、伝統とチャレンジを織り交ぜた滝沢絵巻。ファンにはたまらない1ヶ月を変態レポでお届けします。
掲示板にレポした文章を、転載しますのでご了承ください。
                 (文字の大きさは「小」を推奨します。)

今日は東海以西の方は新幹線が運転見合わせた結果、ほとんどの方が間に合わなかったようですね。その方達のお気持ちはいかばかりか・・・。私も昼の部に入っていましたが、最後のepilogueになんとか間に合った方さえもいらっしゃいました。辛すぎる。

またまた相変わらずのレポですが・・・

《昼の部》
この回、初めて1階20列に座ったのですが、これがけっこう良くて、バンジージャンプもよく見えるし、後ろの人を気にしなくてよいので、3幕では楽しく「ダメ音頭」を踊ったりしました。

笠キャッチは、最後の9個目を二階堂くんがゴムひも付きで投げたのに、タッキーはガガっと前進して、取ってしまいました!すごい。二階堂くん「意味ないじゃん!」とがっかり。
「家来其の一」コントコーナー
三郎:一の家来なら証拠をみせてみろ。人になにかさせたいと思わせられるはず。町娘にハンカチをかりてこい。
会場:きゃ〜〜!
弁慶:(客席前列のお客さんにハンカチを借りる)
三郎:これはハンカチではなくて、タオルだな。
(と言いながら殿に近づき、殿のお顔の汗を拭き、弁慶からお客さんに戻る。)
三郎:あの人も喜んでいるぞ。あのお客さんは手を洗っても雨に濡れてもあのタオルは使えないな。
弁慶:そういう戦略だったのか!
三郎:(あんまり深く考えてた訳じゃないけど、と言った意味のことを言いました)
殿:お前は何屋なんだ!? (次第に下手へ移動し、スクリーンに向かって両手を水平に拡げてクルクルを回り出す)
三郎:なんで回ってんですか!?
殿:台風4号
会場:大爆笑
弁慶:ずいぶん小さな台風ですね。
殿:なんだとこら!(という風に駆け寄って一発!)
で、いつもの影絵へ・・・

最後の挨拶
台風の影響で来れなくなった方もいると聴きました。大雨の中、おいでいただきありがとうございました。幸い東京上陸は回避されそうでほっとしております。来れなかった方は・・・7月18日発売のDVDをチェックしてください(笑)。残り半分に近づいてきました。最後まで怪我の無いよう楽しんでやって行きたいと思います。

「滝沢気象台発表」といった感じでしたが、さすが座長、お客様のことを一番気にしていましたね。でも、ちゃっかりDVDの宣伝も・・・いち早く届いている方もいるようです。楽しみ過ぎですよね


《夜の部》
昼の部が終わったらすこ〜んと快晴。台風はどこへやら、でした。
今日は1階の客席に石原さとみさんがいらしていました。近くで見たら、とても細くて可愛い方でした。

夜の部の笠キャッチは、殿はお約束どおり最後の一枚がゴムひも付きで、スライディングしても取れず、悔しそう!というパターンでした。でも、終わったとたん、めげずにさっさ〜〜っと袖にハケていく後ろ姿がカッコいい!
鷺娘はますます品が良くなってて、磨きがかかってますね。細い腰つきが綺麗で色っぽい。なんか余裕が出て来て、タッキー自身が女形を楽しんでいるような気がします。
一部最後の花魁も同じで、ゆっくりとした踊りが最初の頃に比べると細かい手の動きとか、すごく丁寧に踊ってるんですよね。両手で袖口をぎゅ〜っと掴む一瞬があるのですが、そこが「ぺこツボ」です。
バンジージャンプに客席通路から飛び出していく時、私はタッキーのすぐ側だったのですが右手を挙げてスタッフに合図してから、すごい気合いが入った低い声で「GO!」って言ってました。その声のカッコいいこと!これには参った〜!

二部の「一の家来」コントコーナー
三郎:その一の家来なら都で流行っている携帯電話というものも持っているだろう?
弁慶:持っている
三郎:それは何に使っているのだ?
弁慶:戦で傷付いた心を癒している。
三郎:では、その待ち受け画面は何だ?
弁慶:殿です。
三郎:親方の携帯の待ち受け画面は何ですか?
殿:自分だ。
三郎:どんなのですか?
殿:自分の昔のだ
三郎:どのくらい昔のですか?コアラのマーチの頃ですか?
殿&会場:大爆笑
殿:その記憶は消せ!(笑)
弁慶:マジ、自分を待ち受けにしてるなんてあり得なくなぁい?
(と急にギャル語の会話)
三郎:どんだけぇ〜!
弁慶:殿が怒ってる
三郎:いや、参加したいのよ〜!
殿:ちが〜〜うぅ!(と、急に髪を掻き上げながらギャル風に)
会場:大爆笑

スクリーンに向かって影を映している殿に向かって、
三郎:殿はさすがに器が大きい(ちゃんと受けたから)。
殿:器は大きいが、身長は低い
会場:大爆笑
三郎:後ろに下がるとでかくなりますよ!
と言われて素直に下がって大きな影になりました。

「ダメ音頭」の時、客席に登場して最前列前を歩き、一人の方を立たせて、自分はそこに座って歌い続けていたら、二列くらい後ろの人までが手を伸ばしてみんな殿に触るので「えっち!」と言って立ち上がっていました。(笑)でも、
とってもご機嫌でしたよ。

挨拶は、ケイ。さんとyoshieさんが書いてくださったとおりですが確かに夜の部は、会場が蒸し暑かったです。全42回公演ですから、明日16日夜までで21公演で半分ですね。もう半分?やっと半分?かな。


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