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滝沢演舞城
2007
in 新橋演舞城

2007.7.5夜
2006年2月〜3月初演の「滝沢演舞城」好評につき、ファン待望の2007年夏再演が実現しました。
ライフワークとも言える「義経」を軸に、伝統とチャレンジを織り交ぜた滝沢絵巻。ファンにはたまらない1ヶ月を変態レポでお届けします。
掲示板にレポした文章を、転載しますのでご了承ください。
                 (文字の大きさは「小」を推奨します。)

行って来ました。タッキーはやっぱり世界一カッコ良かったです!
今日は一階席だったので、タッキーの表情などが近くで観れました。今日は初めての一日2公演、しかも合間に記者会見もあったようですし、夜の部の客席には沢山のスポンサー関係?と思われる白髪のオジ様方もいて、たぶんゆっくり休む暇もなかったはずなのに、初日とは違った落ち着きと貫禄さえ感じられるほどでした。
最後の三方礼は、名実共に「座長」」そのもの。その頼もしさと凛々しさにうっとりでした。

また、今日はステージフォトが20枚発売されていました。タッキーのは1〜14番ですが、14番は五条大橋で薄衣を被っているので、お顔は見えてません。どれも、す〜〜〜〜〜っごくカッコよくて、何度見ても見飽きません。選ぶことが出来ない!1枚500円なので高いのですが___。
一番気に入ったのは、フリスビーのような笠投げの時のちょっとぽ〜〜っとしたような表情のが、可愛くて・・・。他のもとにかくすごくカッコいいです。

夜の部のぺこツボをいくつか順を追って・・・
オープニングの「いにしえ〜」の曲は、何度聴いても品があっていいですよね。この時の衣装は、よく和の文様で使われる熨斗(のし)をイメージしたような豪華なものです。私はこの衣装好きだな〜。
忠臣蔵では、花道でババッ!と勢い良くもろ肌脱ぎになってくれるのですが、近くで観ると肩の筋肉がモコモコでした。ホントに「脱ぐと凄い!」(笑)。途中で口に粉のようなものを含んで、空中にプッ!と吹き上げるようなのですが、あれは何かなあ〜?美味しいのかな〜(笑)。

安珍清姫の時、去年はお化け(亡霊)が沢山出て来たのですが、今回もこのシーン、超〜〜〜怖いです。覚悟してね。
私は花道に座ってる市松人形の視線が怖くてゾクゾクしました(さすがに夏舞台)。
男舞に入るときは、自分でかつらを凄い勢いで外すのですが、直後の髪が立っていて、産まれたてのヒヨコ!と滝友さんと命名。おでこも汗でぴっかぴか。だけど踊りは最高にかっこ良くて、扇を弓に見立てて、目を細める瞬間がいいっ!私を射抜いて!(爆)
一部の最後、滝沢頼朝様は大切なシーンでしたが、ちょっぴり噛み。でも全然動じず、立派な態度であらしゃりました。

二部では、義経が兵を挙げる!という時の白馬のシーンで、初日にはあった弁慶と三郎のおつきが無くなっていました。確かに、その後、三郎と出会うシーンがあるので、変だと思っていたので、修正かけたのかも。
弁慶&三郎の一の家来争いのシーン
三郎(風間くん)が「殿じゃなくて親方って呼ぼうかな」と義経様の身体に片足をからめるような抱きつき方をしたので、弁慶は怒る!
三郎:一の家来なら、さぞ女子にもてるだろう?告白の時は何というんだ?
弁慶:都で会ったときは//`0)ウK+〜=)(0レR
三郎:言うなら最後まで言え!
などと争っているうちに、殿は舞台下手へ^^^そして影絵コーナー。今日もとても上手かったです。犬が戯れるというところで、タッキーの右手の小指がペロペロっと小さく動くんですよ。器用ですよね。
敵!と切り替わったときに、颯爽と歩く義経様の長い髪がなびいて、これまたカッコいいです。うっとり・・・。

三郎がかすり傷なのに「痛い、痛い」と訴えると、今日は義経様「私のためにすまないことをした」とまともなお答え(初日は「そうだって!」って可愛かったのに)。ほんとはこれが正解だったのかも。
安宅の関で関守の富樫が、義経と気づき打擲(ちょうちゃく)を受けた義経に編み笠を渡すシーンは、息を飲むような緊張感です。このときのタッキーの表情がたまらない!編み笠を持つ手の美しさ、そしてハシっ!と被る勢いのある動作。この場面、絶対に瞬きしてはダメ(笑)。
そして花道での弁慶懺悔のところも泣けます。せつない表情させたら天下一ですよね。そして腹から「さぁ参ろう!」と力強い声にしびれます。私も参りたいっ!!
義経の最期の言葉は、タッキー自身が考えた一番大切な台詞ですよね。これは観劇する方が心して聴かないと・・・と思うので内緒。

ゲストの横山くんと亮くんのことはあぃさんが書いてくださってますが、「ダメ音頭」の最初に、替え歌にして「愛してる〜ヨ〜コ横」って歌ってたような気がします。ダメ音頭はやっぱり最高。タッキーがすっごく嬉しそうにクイクイっと腰を・・ここも瞬きしち「ダメ!♪(爆)」
そして「ダメ音頭」の最後に「いただきました〜〜」ってかけ声がかかってるような気がするんだけど、まさかね〜。

という訳で、元気な笑顔を見せてくれて、幕が一回下りてからも一人で挨拶してくれました。「こうやって、また滝沢演舞城がここでできることは皆さんのおかげだと思っています。ありがとうございます。まだまだ課題はありますが、力を全て出し切って、皆様に喜んでいただける舞台にしたいと思います、本日はまことにありがとうございました」という感じでした。


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