[back]
映画「川の流れのように」舞台挨拶
in 東京・日比谷「みゆき座」
2000.5.13
ホントはこの日仕事だったのです。でも行っちゃったんです(トホホ)。
でも、行って良かった。最高の思い出ができました。
いち早い「母の日」のプレゼントをタッキーからもらえました。詳しくは読んでネ!

そう、土曜日も仕事だったんです。徹夜でもしようもんなら、歳とってるから、忙しい土曜日同僚に迷惑かけることになるので迷ってました。完成披露試写会も行ったし、どうせちょこっとタッキーが来て、挨拶して帰っちゃうだろうし…って。でも、やっぱり気になってたまらない。コンサートで「お母さん、またはお母さんに代わるほど大事な方と来てくれた方を優先します」 との一言もあったし、私がいることでいいことがあれば……という気もあって、結局一人で朝早く出かけて行きました。だって、友人3人は夕方から現地に行ってたので。

眠いまま6時50分くらいに着いたのですが、すでに何百人も並んでいました。チケットが無い人はまずチケットの為に並ばなくちゃいけないそうで,11時10分の回になるのが確実だとか。私はポスター目当てに名古屋で前売り券を買ってあったのが幸いでした。でも、先に行ってた友人はみゆき座の中にいて、私はそこには行けないんです。だから一人だけで並ぶことに。若いファンの嬌声の中、雨に濡れながら立っていたのは辛かった。私ってバカみたいなオバさん。いい歳して(涙)。しかも、8:45からの回には入れないかもしれない、次の回に舞台挨拶があるかどうか未定と言われて…。入れなかったら即仕事に行こうと思って半泣き状態でした。でも、友人からの携帯電話にすごく励まされました。

行列が少しずつ前に動き出したのが8:15。
8:30ごろ私のちょっと前で流れが止まった時、警備の人が「550人入りました!あと10人!」そして「本当は11時10分からの回ですが、少し余裕があるので、ご希望の方はあと10人入れます。 立ち見はありません。」って言ってくれたんです(超嬉!)。私は7番目だったの〜〜。もちろん、入れてもらいました。
その時、ちょうど友人から携帯が入り、前の方がひとつ取れてるから来て!って。嬉しい〜。持つべきものは滝友だよ。探しながら行ってみるとナント@@前から2列目。(1列目は記者席)しかも左側だからハケ口も近い!最上!(ホントはいけないそうです。でも年寄りだから許してネ)
急いで職場に時間休を申請してたら、映画が始まりました。(挨拶はあとになったみたい)映画は二度目だし、本人が近くにいなかったので今度はゆっくり見られました。やっぱりタッキーかっこいいっ!明君いいよっ!ロングの髪もいいよね。最後のスタッフロールの映像でカメラマン修行中の様子(帽子着用)もいいけど、オムライスを食べてるショットがツボです。(ケチャップ広げないの?笑)

映画が終わり、いよいよ挨拶だと会場はざわめいて来たので、私もドキンドキン、バクバク……。近すぎだよっ!
上手側のドアのところから、まずはニッポン放送の荘口アナウンサーが登場!「毎日沢山の方が映画を見に来てくださっていることにお礼を言いたいと言う男がそこで待ってます」だって。もう、分かってるんだからぁ、早く呼んでよ!「今日はどのくらいの方が来てくれてるか本人は心配してます。王子がそこで待っているんです。あ、でも今日は“王子”じゃなくてみんなで“タッキー”と呼んで下さい。せーのっ」
『タッキーーーーーッ』
わっ!白いっ!白いスーツかっこいいっ!タ、タ、タッキーが、本当のタッキーが歩いてる!上着が長いのね、ちょっと大きめじゃない?あ、そのズボン、パンツ見えそうに白いよ、大丈夫?(パンツ見えないわ)わ、可愛い。やっぱ、綺麗だわ。太ったと思ったけど、そんなことないワ、華奢だよ〜〜。笑ってる〜。ニコニコして嬉しそうだ。
「今日は雨の中、どうもありがとうございます。」(貴方に会えるなら、例え雪でも嵐でも来るのよ!)
「映画は初めてでしたが最高でした。」(私も最高の気分、あぁ、その笑顔に会いたかったの)
「映画は芝居をするということでは同じですが、映画はドラマ以上にワンカットずつ丁寧に撮るという違いを感じました」(それは、もう、何度も聞いたわ。爆)
「入る前は不安でしょうがなかったです。緊張と不安でバクバクでした。」(そうは見えないよ。落ち着いていてすごくイイカンジの演技だったよ)
「森さんは、他の方と話せずにひとりでポツンとしていると、スイカ食べる?とかご飯とか気を遣って下さいました。」(そんなの当たり前じゃん。私なら一日中、側にいるのに)
「この映画は特にお母さんとかと見るといいですね。親やおじいちゃん、おばあちゃんのありがたみが改めて分かると思います。」(あら、リップサービスじゃなくて?嬉しいな。やっぱり貴方はいい子だ。)
荘口「ちなみに、今日、会場に来てくれてるお母さん立って下さい。」は〜〜いっ!
「幼稚園のころ、お母さんにカーネーションをあげました。」うちの子は何にもくれたことがないわぃ!
「いい機会なので、僕の方からお母様方にカーネーションを差し上げに行きたいと思います」げぇ〜〜〜〜〜どうしよう!来てくれるの?ホントに?いや〜〜どうしよ〜〜。あぁ顔は汗ばんでるし、早起きしたから化粧気合い入れてないし。

わ、本当に降りて来ちゃった。おおっ!親子席に行っちゃったよ〜〜。タッキー!私はここよっ!ぺこさんはここ!お〜〜い!一番前だよ〜〜〜。ヤダ、お母さんって一杯来てるのね。なかなか終わらないじゃん。一人一人に渡して握手してるよ。え〜〜ん、カーネーション無くなっちゃう。時間もかかる……。「お母さ〜〜ん(代理娘)」ハイハイ、お母さんがタッキーを呼んであげるから、待っててね。こんなシーン、昔息子と後楽園遊園地に行ってゴーグルレッドを呼ぶ時にやった気がする(苦笑)。(タッキー=ゴーグルレッド?ヒーローっていう意味じゃ同じだけどさ)こんな時に私ってどうかしてるわ(^_^;)あら?行っちゃうの?タッキー!

荘口「次の上映時間が近付いて来ましたので、残りのお母様方には出口でカーネーションを差し上げることにしました。もちろん、タッキーから。でも、他の皆さんも何か欲しいですよね?ということで、急遽タッキーが出口で皆さん全員と握手することになりましたっ!」
きゃーーーーー!!!!!
全員だって、全員っ!こんなの無かったよね今まで。タッキーと握手できるなんて、絶対に無理だと思ってたのに、すごい!「はい、それでは、こちらの方からお願いします(係員)」え”??ここから?え?○リーさんトップバッター?いいなぁ、あら、困った私四番目?どうしよ。上着着ようか?脱いでダイナマイトボディで迫ろうか?おっと、傘忘れるとこだった。おいおい、○モモ、ゴザ置いてくの?そうだよね、タッキーと握手するのに、ゴザ持ってたら笑われるよね。ん?おっ、タッキーが用意してるよ、白いタッキーが緊張して立ち位置を確認してる、あ、何て言おう?

わわわ、もう、順番が来ちゃった。わっ!タッキーが私を見てる。あ、そんなに見ないでっ!髪が雨でバサバサなんだから、どうしよ、どうしよ。あ〜ん、綺麗な目、大きいんだ目が!鼻が高いぞ。色白い。すっごい美人君だ。いやん、タッキーたら、見えないかもしれないけど、私ってお母さんなの(爆)。
「あ、あの、カーネーションもらえますか?」

「あ!」ゴチッ(これは私とタッキーの手の甲がぶつかった音ね)
「はいっ!終わった方は前に進んで下さい」
はっ!?握手してないっ!
「あ、あ、あの、握手して下さい」【ギュッ!】わお、手も白い、指が細い、でも、けっこう間接が骨っぽい!
「はいっ!ドンドン進んで下さいっ!」
ちょっと冷たい。乾いてる。う〜〜〜ん、やっぱり男なのね〜〜、かっこいいっ!綺麗。幸せっ><
「はいっ!振り返らないで出口へ進んでください!(叫)」

わ〜〜〜〜〜私、タッキーと目が合った、 握手した、綺麗だった、天使みたい、かっこいい、嬉しい、可愛い、白い、細い、来て良かった、手がぶつかった、触った、信じられない、 握手した、綺麗だった、天使みたい、かっこいい、嬉しい、可愛い、白い、細い、来て良かった、手がぶつかった、触った、信じられない、 握手した 綺麗だった、天使みたい、かっこいい、嬉しい、可愛い、白い、細い、来て良かった、手がぶつかった、触った、信じられない握手した、綺麗だった、天使みたい、かっこいい、嬉しい、可愛い、白い、細い・・・・・・・・・・・・・ 握手した綺麗だった、天使みたい、かっこよかった、嬉しい、可愛い、白い、細い・・・・・・・・・・・・・(これが約30分続きますので、以下省略)

でも、急いで仕事に行かなければならず、お世話になった友人たちとはすぐにお別れ。紅潮したまま地下鉄で職場へ。頭の中は上記の状態のリフレインで、降りてからも出口は間違うし、改めて思い出すと涙が出てくるし、心臓が急にドキドキするし、で、あっという間に職場へ着いてしまいました。
涙顔ではまずいと洗面所へ。朝から何も食べてないし、化粧は興奮と汗で流れちゃったのでひどい顔。目の回りだけでも、と顔を洗ってから気付きました。洗わないはずだった手が。。。。。グワ〜〜〜〜ン 、たった20分で手を洗ってしまった。
ぺこのバカやろ〜〜〜!!!
(以上)
▲top