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12月の花 〜Tackey Ver.〜 第5話
2007年11月
おら


ある日、俺の携帯に一本の電話がかかってきた。
「もしもし?」
『あ、タッキー?早姫だよ☆お花、ありがと〜☆すっごいキレイだね!』
「そうか?よかったぜ、喜んでもらえて」
俺は数日前、早姫宛にクリスマスプレゼントとして鉢花を送っていた。
「その花の別名、なんて言うか分かるか?」
『ん?なんなの?』
「<12月の花>。12月のある時期にしか咲かない花だから<12月の花>って言うんだ ぜ」
『ふ〜ん・・・そうなんだ。雪みたいだね、この花』
「そうだな。あ、俺、仕事だから切るわ。またな☆」『うんっ!』


それから一ヶ月後、新年を迎え、一段落ついた頃、俺は久しぶりに早姫に電話す ることにした。ところが・・・
「あり〜?出ねぇ・・・どーしたんだ・・・?早姫・・・」
少し、心配になってきた。まさか・・・行方不明!?殺人!?
[んなワケねーだろ]
と、言い聞かせたものの、やはり心配だった。

それから数日後、一通のエアメールが届いた。送り主は・・・早姫だった。
[どうして早姫が?]
そう思いながら封を切ってみた。


〜Dearタッキー
あけおめ〜☆久しぶり!元気にしてた?あたしは元気だよ☆
さてさて、私は只今、アメリカに留学しております!あのお礼の電話をした直後 に渡米したんだよ☆
大学の先生に英語の才能があるって言われたから留学してるんだ〜。心配してた ?ごめんね・・・
でも、心配しないで!一年したら戻るから!
その時まで! See you!
P.S<12月の花>の写真、渡米直後に撮ったのを同封したから見てね☆
From早姫〜

こう書いた手紙と一緒に、俺の送った12月の花の写真が入ってた。
それ以来、俺は忙しく、ほとんど手紙も送れなかった・・・


―つづく―




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